Just a Homemaker: 実家の断捨離【パート2】父との話・母の心の闇

2015年8月4日火曜日

実家の断捨離【パート2】父との話・母の心の闇

この記事は実家の断捨離。道半ばだけど手ごたえあり　の続きです。

もしご興味があれば、前回の記事からお読みください。

私が父に話したことは

母の整理整頓下手は、病気みたいなものである、ということ。

ＡＤＨＤとかではないかもしれませんが、

片付けの段取りを考えたり、空間の使い方を自分で考えたりする能力が低いので、

母より得意な父が、掃除や整理をもう少しやってあげて欲しい、とお願いしました。

父も、ずっと気になっていて、やらなきゃいけないなあと思っている、と言っていました。

また、目悪くなっていっているので、よごれも見えないのかもしれないね、と言う話もしました。

母は仕事もそこそこ忙しい上に、週3位夜も出かけていて、元気で友達が多いのは良い事なんだけど、ある意味家から逃げているんじゃないかな？と私も父も思っています。

父のやる気を削がない様に、あまりに不衛生だと、父の体調も心配な事、今の家はもっときれいにすれば、決して人に見せるのが恥ずかしい家ではないのに、勿体ないと思う、と言う風に、父を責めない様に気を付けて話したつもりです。

父が素直に聞いてくれたのが、今回掃除をして一番手ごたえを感じた事です。

明るい母の心の闇？

母は、掃除は苦手ですが、料理もちゃんとできますし、性格も良くてお友達も沢山。

父とも仲が悪い訳ではありません。

でも、生活、環境、色々あって、主婦としての幸せをあまり感じられない人生だったんだと思います。

でも、主婦としての幸せを感じる代わりに、自分の仕事や趣味で、人生を謳歌しています。
それは正しい選択だと思うし、文句だけを言って、不幸でいるよりすごくいいことだと思います。

ただ、だからこそ、家事や掃除から逃げている気もします。

私が「もっときれいにしーやー」と言えば
「せなあかんな～、こことか、あそことか！」
って、プライドもあるので、言うのですが、やり方も良くわかっていないんだと思います。

ガスレンジの隣にあった、去年の地蔵盆の景品でもらった、脂汚れ用のクリーナーが、油がべとべとで、錆びていて、まずそれから洗わないといけませんでした。

クリーナーを使うという習慣自体が無い様です。

そして、母の育った家のキッチンは土間をキッチンに改造した感じのところでした。

今の、キッチンが家の中心になる様なキッチンとは、かけ離れていて、ある程度汚れているのが普通で、毎日さっと拭く、みたいな感覚が無いのかもしれません・・・・。

母に期待するのはやめよう。

子供って、母親に期待するんですよね。

良いお母さんでいて欲しいって。

あれもこれもやってほしいって。

輝いていてほしいって。

でも家にいて欲しいって（笑）

夫もやっぱり、期待してしまうんですよね。出来れば妻にやってほしいって。
特に家のことは。

でも、母も妻も一人の人間。

得意なことも、苦手なこともある。

苦手なことを「ちゃんとやって！！」って怒ると、お母さんも子供や夫に期待されると、応えたいと思うから、「ちゃんとやらなきゃ」って思ってしまう。

でも、人それぞれキャパシティーもある。

出来ないと多少なりとも自分を責めてしまう。

うちの母はもう掃除が出来なくても、自分を責めていない様ですが、それも、色々あった末の自己防衛で、そういう心もちになったんだと思います。

もう掃除なんてしなくっていいよって言ってあげたい

まあ、それは無理なんですが、

今の実家の問題点は、モノを仕舞う場所が満杯で、普段使っているものを収納する場所が無い。

普段使うフライパンや鍋、食器を仕舞う場所が無いので、次使うときに洗って使ったり、食洗機が食器棚代わりになっていたりする。

いつもガス台の上に物があるので、拭いたり出来ない。

油汚れが溜まっていく。

見ないふりして次の料理。

ちゃんとガラストップコンロなのに、汚い定食屋の厨房みたいになっていく。

問題点を論理的に母に言っても、どこから手を付けてよいかわからないので、私が頑張って、使いやすい、しまいやすい台所を作ってあげて、せめて父がさっと拭き掃除をしてくれる様な環境になればいいなあと思っています。

父も家事をほとんどしたことないのに、ものを全部どけてまで掃除をするとも思えないですからね・・・。

ある意味、父と母には期待せず、私がいちいち大汗をかいて掃除しなくて済む様にまず整えて、私がたまに行って、メンテナンスと掃除をすればいいかな、と・・・。

1.2か月に一度ちゃんと掃除をしていたら、そこまで汚れも溜らないですからね。

そこまで整理するのがなかなか大変そうなんですけどね。

幸いなことに、実家から徒歩1分に、ダイソーがあるんです。

親から頼まれたわけではないので、親を怒りません。期待もしません。

楽しみながら、色々工夫しながらやってみたいと思います。

色々勉強したいと思います。